社会人になっても学生ローンの返済を持ち越してしまった、新米社会人のデイトレーダー日記です。
学生時代に作ってしまった借金
大学3年生の頃、とにかく金策に四苦八苦していた。
学業と生活費を親の力は借りず、自分の力で賄っていた為である。
そんな中、家賃の支払いがどうしても難しくなってしまった。
今まで家賃は一度も遅れた事がない自分にとって、家賃の滞納はどうしてもプライドが許さないし、大家さんに相談する事などもってのほかであった。
そんなとき、学生ローンの存在を知ってしまった。
これが自分にとって運のつきとなってしまったわけだが、ただ、この時だけは本当に助かったという気持ちを、今でも覚えている。
この時に学生ローンで借りられなければ、家賃滞納という屈辱の事態に陥るところだたので、このケースは今でもヨシとしている。
だが、問題はそこからだった。
「いつでも借りられる」という安易な考えを持ってしまってのである。
学生ローンはいつでも引き出せる預金感覚に陥っていた。
利息が掛かる事はわかっていながらも、完全に自分のお金と勘違いをしていたのである。
返しては借り、返しては借りの無限ループ
簡単にお金が借りられる味を味わってしまうと、簡単には抜け出せない。
やっと返してもパチスロがやりたいがために、ただそんな事の為に学生ローンを利用した。
返済→借金→返済→借金の無限ループである。
そして、晴れて大学を卒業し、一会社員として社会人の第一歩を踏み出す事はできたのだが、学生ローンの借金は卒業後も持ち越してしまった。
デイトレーダーとの出会い
社会人になって親しくしている友人が株で随分儲けたという話を聞いた。
元々ギャンブル好きの自分にとって、この体の話に食いつかないわけがない。
ここはいっちょ、株で儲けて持ち越した学生ローンの返済を一気に片づけてしまおう!!
そう考えたのであった。
証券口座の開設
何しろ初めてだったので何から始めれば良いのか、どこの証券会社にすれば良いのか、右も左も訳がわからず、最初はデイトレ先輩の言うがままに事を進める。
まず証券会社だが、会社よって手数料も違うしツールなどにも差があるようだ。
また、証券会社の口座に入っているお金の出し入れの制限にも差があるとのこと。
例えば、自分が選んだ証券会社は楽天証券なのだが、楽天銀行に口座があれば夜中だろうと手数料なしで資金移動が簡単にできる。
これが本当に簡単なのだ。
楽天証券のiSPEEDは自動ログイン機能があり、アプリを起動した時には既にログイン状態だ。
ログイン状態なので、楽天銀行からの資金移動は、ボタンを押すだけで瞬時に移動ができる。
ただ、出金をする時が厄介で、2日ほどおかないと引き出す事ができない。
まぁ株をやる以上、普通は余剰金でやるものなので引き出すという概念があまりないのかもしれないが、自分のような小市民はそうはいかない。
学生ローンの返済と億利人を夢見て、ありったけの金をつぎ込んで勝負しているのだ。
証券口座以外の金は本当にギチギチでやり繰りしている。
これは学生時代に培っているので、さほど苦ではない。
さて、次はいよいよ勝負!!
どの銘柄で勝負をしようか・・・